2016年11月12日土曜日

ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち展

アメブロにも書きましたが、
「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」
で検索して主催者サイトに入ると
展示作品の画像や展示作品リストを見ることができます。
ダウンロードもできます。

作品リストをダウンロードできますと、現地語・・・・
この場合はイタリア語ですが・・・
現地語や英語表記を調べる手間が省けます。

現地語や英語の綴りがわかると
ネット検索の手間が省けます。

ウェブ情報は、
特に日本語情報は、
多国語で検証しないと
手前勝手な情報を排除できないので

ネット検索の手間が省けるのは、嬉しいことなのです。

海外では、著作権保護期間の切れた芸術作品をウェブ上に公開する動きが進んでいますから、
日本で入手できなくても、
その国の言語で検索すれば画像を入手できることが多いのです。

今回は、主催者によって画像まで公開されていますから、
イタリア語で検索する必要もなくなりました。

閑話休題

明治時代の話です。

岡倉天心がリードした日本画刷新運動
横山大観や菱田春草が挑戦した、輪郭線を描かない絵は、
「朦朧体」と批判されました。
このことは、新聞で紹介されました。

今、日本の絵をリードする画家は誰でしょう。
その人の絵が全国紙で話題になることがあるでしょうか。

若者がスマホで美術館の作品を撮影し、SNSで交流する。
そんなこんなで話題が膨らむと思いませんか。

著作権にこだわる作家は、歴史のかなたに埋もれると思いませんか。

そんな意味で、
「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展は、希望を感じる展覧会でした。