2016年9月17日土曜日

和製英語撲滅運動

「ナイーブな人」と言うと、
多分英語圏の人は、良い気分にはならないでしょうね。
だって
「世間知らず」
みたいな意味ですから。

今日英語は、ますます重要になっています。
使い慣れたカタカナ語は、もはや日本語だという意見もあります。

クリストファー・コロンブスという呼び名は、イタリア語を学ぶ人には、耐えられない誤訳、間違った音訳だそうです。

でも、突然コロンブスという単語を撲滅することはできないでしょう。
日本では、習慣的にそうなっているのです。
そう言って、理解していただくしかないでしょう。

でも、明らかに原語と異なるカタカナ外国語は、できれば使わないようにして
少しずつ撲滅するようにした方が良いと思いませんか。

まして、変なカタカナ英語を作るようなことは避けたいものです。

50点以上を合格にしましょう。
いや、55点以上を合格にするのが良いでしょう。
そんな話の中で、この50点や55点を
「カッティングポイント」

呼んだ馬鹿がいました。

合格と不合格を切り分ける点だから、
カッティングポイント
だと思ったのでしょうね。

ネイティブに聞いたら
カット・オフ・ライン
なら通じるかなあ
という返事でした。

切り分けるのだから、点じゃなくて線だ
ってのは、わかりやすい説明でした。

とまれかくまれ、
本物の英語の重要性が増してきた今日
英語っぽい、誤解に基づく和製英語は、
作らないことはもとより、
できる限り使わないようにして、
撲滅したいと思いませんか。

というわけで、
和製英語とその本来の意味をまとめたサイトは、有り難いものです。

そのサイトにリンクを貼っていたのですが、2017年1月1日現在、リンクが働かなくなりましたので、リンク部分は削除しました。






2016年9月14日水曜日

オランダ

ネットサーフィンをしていて、見つけました。
知っている人は知っている。
知らない人は知らない。

「オランダ」は、日本人が勝手にそう呼んでいるたけで、
オランダ人はNederlandと呼びますね。
グーグル翻訳で発音を聞いたら「ネーダランヅ」と聞こえました。
発音が下手なのは仕方ないとして、日本人が勝手にオランダと呼んでいるわけです。

外国人が日本をジャパンと呼ぶようなもので、
「そんなものか」と思えれば腹が立つことじゃない。

因みに「ネーデルランド」は、「低地の国」

フランスでは意訳して「Les Pays-Bas」(レ・ペィ・バ)(=低いところの国々)

 Le nom Hollande est souvent utilisé dans le langage courant, et de manière impropre, pour désigner les Pays-Bas dans leur ensemble. Cette appellation désigne une partie de l’ouest du pays.



注意事項が2つあって

「低い」「国」は、一般名詞だから冠詞が必要だそうです。
そして
「ランド」は、土地も意味しまして、
この場合土地は、いくつかの地域が集まっているから、複数形になるそうです。

ウィキペディアフランス語版は、さらに情報が加わります。

「オランダ」というのは、スペインから独立するときに重要な役割を果たしたホラント州に由来し、今日のオランダの西部分を指すそうです。

知っている人は、知っている。
知らない人は、知らない。

当たり前の話ですが、

発見でした。