2017年5月27日土曜日

発達障害(NHKあさイチ)

発達障害を取り上げる番組で、淡いベージュの衝立が運び込まれました。
カラフルな背景の刺激が強すぎて辛いという視聴者の意見に配慮したようです。
実は、私も、幼いころから派手な強い色彩が苦手でした。
ついでに
私は、白いスケッチブックが苦手で、淡い卵色の紙を使っています。
真っ白な紙だと刺激が強すぎて嫌なのです。
ノートも同じで、白すぎると使いにくく感じます。
学校の教室でも、掲示物がたくさんあるとうるさく感じます。
だから
派手な背景のある映像を見るのが辛いという発達障害ある人の意見に共感しました。

ついでに
私は、雑音の多い部屋が苦手です。
微妙な、多数の人が気にしないような音も気になります。
これを、音に対する過敏反応と言われれば同意します。

早い話静謐を保った地味な色彩の、落ち着いた空間が好きなのです。

私も発達障害なのかもしれませんが・・・・
無事公務員を定年退職したのだから、特別な支援を必要としなかったわけで・・・・
なんとも言えませんが・・・・

発達障害の人独特の感じ方があるということには、かなり共感を感じています。

ところで
地味な静かな空間だと刺激が不足して注意力が低下する人はいませんか。

淡い卵色の紙を例に使って説明します。
ここに淡い鉛筆で絵を描くと、白地に真っ黒いインクで描くよりコントラストが低くなって、見にくく感じる人はいませんか。

軽い雑音のある部屋についても考えてみましょう。
私は、その雑音が嫌なタイプですが・・・・
あまりに音のない静かすぎる部屋にいると息苦しく感じる人はいませんか。

淡い無地の壁
無音の部屋
多数の人の目が自分を見つめている。

そんな空間で緊張感が高まって話しにくい人
話を聞き取りにくい人
このような人をグループAとしましょう。

逆に
視覚刺激が強い、
雑音ある部屋でリラックスできる人
このような人をグループBとしましょう。

どちらでも平気な人
このような人をグループCとしましょう。

グループCの人は、どちらでも問題ないでしょう。
グループAの人とグループBの人は、空間を共有するために、かなりの相互理解が必要でしょう。

発達障害支援を考えるとき、こんな視点も必要ではないか。
そんなことを考えています。





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